「開封後は冷蔵庫に入れるの?」「開封後の賞味期限は?」
今回はお客さまからお問い合わせをいただくことのある、オリゴのおかげの保存方法について少し詳しくご説明致します。
オリゴのおかげのシロップタイプの保存方法は「直射日光を避けて常温で保存」となります。
これは開封後も同様で、そのまま賞味期限までお使いいただけます。
開封後も冷蔵庫で保存する必要はありません。冷蔵庫に入れておいても大丈夫ですが、シロップの粘度が高くなり、硬くなって少し使いにくくなります。
一般的に冷蔵庫で食品を保存する目的は、低温の環境にして食品中の細菌の増殖を抑えるためです。
オリゴのおかげは濃度が高いシロップのため、水分活性が低く、つまり細菌が増殖に使える水分が少なく、また、浸透圧により細菌が生存しにくい環境のため、冷やしておかなくても一般的な細菌の増殖が抑えられるのです。
※ 水分活性につきましては、過去の記事「なぜジャムは長もちする? 砂糖の防腐性」で食品中の水分のうち、微生物が増殖に使える自由水と、使えない結合水の違いを説明しています。下のリンクから見てみてくださいね。
直射日光の当たる場所やレンジの近くなど、高温になる場所に置いておかないでください。
長い期間、高温にさらされると、オリゴ糖が乳糖や果糖に分解して整腸効果が薄れてしまいます。
また、整腸目的で毎日そのまま召し上がる方もいらっしゃると思いますが、スプーンにとって口にお運びください。ボトルに口をつけるのはご遠慮ください。人の口の中にはさまざまな菌がいます。
なお、オリゴのおかげシリーズの顆粒タイプの保存方法は「直射日光、高温多湿を避けて常温で保存」となります。
顆粒タイプはすべて1日分ごと個包装されていますが、個包装を開封後は湿気やすいため一度で食べきるか、空気の出入りがないように開封部分をクリップなどでしっかり留めて、できるだけ乾燥した場所に保管し、お早めにご使用ください。
空気に触れ続けると湿気で固まってしまいます。
今回はお客さまからお問い合わせをいただくことのある「オリゴのおかげの保存方法」をご説明いたしました。
参考にしてくださいね。
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