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さまざまな食品や飲み物に使われているカロリーゼロの甘味料。
実際どのようなものなのでしょう?
甘いのにどうしてカロリーが無いの?
じつは、「カロリーゼロの甘味料」と記載があっても、必ずしもカロリーが全く無いというわけではありません。
食品表示基準で、100gあたり5kcal未満(飲料の場合は100 ml あたり5kcal 未満)のものはカロリーゼロと表記しても良いと定められているのです。
そのため、ほんのわずかな量でも強い甘みのある甘味料やそれを使った食品はカロリーゼロと表記されていることがあります。
そのような甘味料を高甘味度甘味料と呼んだりもします。
それでは、どのようなものがあるかみていきましょう。
カロリーゼロの甘味料ってどんなもの
私たちが口にしている甘味料の多くはブドウ糖などの糖質系のものですが、カロリーゼロの甘味料の多くは非糖質系のものです。
そして、大きく「人工的につくられた甘味料」と「天然由来の甘味料」に分けられます。
人工的に作られた甘味料は、化学的な合成によって作られた甘味料で、砂糖の数百倍も甘味度が高いのが特徴です。
その歴史は意外にも古く、サッカリンがアメリカの大学で研究中に偶然発見されたのは1878年でした。
日本でも、第二次世界大戦下での資源不足から砂糖の代替品として使われるようになりました。
その後、カロリーの低さやさまざまな利点から研究開発が進み、タンパク質の成分であるアミノ酸から作られるアスパルテームや、砂糖に化学的な合成処理をおこないつくられるスクラロースなど、砂糖に比べて200~600倍などの非常に高い甘味度をもった甘味料が生み出されています。
一方、天然由来の甘味料は、植物から甘味成分を抽出した自然由来の甘味料です。漢方の原料としても知られる甘草などがあります。
自然由来と言えど、キク科のハーブでもあるステビアの葉から抽出されるステビア甘味料は、砂糖に比べ約300倍もの甘味度を持っています。
また、糖質系甘味料であるエリスリトールは、ブドウ糖を酵母で発酵させることで、吸収されても90%以上が尿として排泄され、カロリーにならない甘味料です。甘さは砂糖の75%ですが100gあたりわずか0.24kcalと、カロリーが非常に低い特徴があります。
カロリーゼロ甘味料の使い方
さまざまな種類があり、性質もそれぞれですので当社の『パールエースのゼロカロリー甘味料withステビア』で説明しますと、普通に砂糖と同じようにお使いいただけます。
しかし、砂糖にある保水性などの機能が無いことに注意が必要です。 砂糖の力で泡立ちを保つメレンゲ作りや、ジャムを作った際は保水性による防腐性がないことから日持ちなどに影響が出る可能性があります。 そのため、主に甘みをつける目的に使うことをおすすめします。
意外なことに、100年以上の歴史があるカロリーゼロの甘味料。
目的に合わせていろいろな甘味料を生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
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